音声での韓国語翻訳を上手に使いこなすコツ!無料で使える音声の韓国語翻訳アプリもチェック!
音声での韓国語翻訳について調べてみたいと思います。
スマホに向かって日本語を話して、それがそのまま外国語に翻訳されて、音声で流れる。
一度、スマホに話すというアクションが入りますが、音声翻訳はいちいち文字を打ち込んだりする必要がないし、とても便利だし、スマートでかっこいいものですよね。
CMなんかでもよく見ます。
でも、あの音声での韓国語翻訳、毎回満足がいく結果となるわけではないという声をよく聞きます。
なぜなのでしょうか?今回はその理由を探り、そして音声での韓国語翻訳を上手に使いこなすコツを調べてみたいと思います。
音声の韓国語翻訳はなぜ上手くいかない?
なぜ、音声の韓国語翻訳はうまくいかないのか?
毎回というわけではないけど、なんか違和感があるなぁという翻訳になってしまうのは、多くの人が経験されていることかと思います。
この原因は、翻訳というよりも「音声認識」の方にどうやら問題があるようです。
つまり翻訳前の日本語の音声が正しく認識されていないということ。
音声翻訳の時、まずは自分が日本語を話して、それがスマホなどの機械で読み取りをしますが、そっちがそもそも違う文章になってしまう…
翻訳の前段階で正しく音声が認識されないということは、そもそもの翻訳したい内容の意味が変わってしまうということなので、やっぱり翻訳の結果としては不十分なものになるということなんですね。
もちろん、この音声認識、翻訳というのは日々技術が発展していて、どんどん精度が上がってきています。
なので「ずいぶん昔に音声翻訳を試してみて、がっかりしたからもう最近はやっていない」なんて人は、久しぶりにやってみると、ずいぶんクオリティが高くなっていて、びっくりするなんてこともあるかもしれません。
そもそも今も音声翻訳を利用しているという人も、こんな工夫をしている人が多いです。
・長い文章で話さない
・短く簡潔な文章にする
・認識されやすいようにはっきりと話す
しかし、これらの工夫をしたとしても残念ながら日本語と韓国語に限って言うと、やはり音声認識、音声翻訳は他の英語のような言語に比べると難しいようなんです。
それは日本語と韓国語の言葉に共通する特徴が原因なんですが、そのことももう少し詳しく見てみましょう。
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日本語・韓国語は音声認識がされにくい言葉?
先ほども触れましたが、日本語と韓国語は音声認識、音声翻訳は他の英語のような言語に比べると難しい言葉なんだそうです。
まず一つ目の理由は同じ発音でも意味が違う同音異義語が多いこと。
日本語の場合だと「はし」と言っても「橋」、「端」、「箸」などいろんな意味がありますよね。
韓国語の場合だと「배」といっても「梨」「船」「おなか」など。
これらの違いを正しく理解するには、その前後の会話を聞いて判断することが必要です。
人間同士の場合はそれまでの話の流れで自然と理解することができますが、音声認識の場合は翻訳したいその文章だけを持って判断するので、難易度が上がるというわけです。
また、日本語の場合、同音異義語はイントネーション・抑揚で単語だけでも意味が判断できることもありますが、いろんな地域ごとにある方言によってバラバラだったりすることも多いですよね。
韓国語の場合は、勉強したことがある人なら誰でも経験したことがある、あの「平音・濃音・激音」の発音。가・카・까などの区別の事。
勉強するのも大変なのと同じように、音声認識でもやはり似ているので難易度が上がるようですね。
二つ目の理由は、日本語と韓国語は同じ意味の文章でも「召し上がります」「食べます」「食べる」のように敬語・丁寧語・タメ口があること。
性別や年齢、住んでいる地域によっても口調や言葉が変わってくるので、どんどん種類も増えるし、音声認識側としては難しくなってきます。
三つ目の理由は「てにをは」などの助詞を使うこと。英語にも似たようなTOやFORやOF、ONなどがありますが、その前後の単語とは離れていますよね。でも日本語や韓国語の助詞はその前の単語に続けて発音するため、認識が英語とかと比べて難しくなるらしいです。
他にも英語に比べて日本語・韓国語は主語・述語・目的語の順番がいろいろ変化する頻度が高い、そもそも西洋の人に比べて日本人・韓国人はあいまいな話し方をする、例えや比喩の表現が豊富などなど。
あとは、やはり使用人口の問題。
音声認識の技術の発達のためには、その言葉に関するデータは多ければ多いほど有利です。
世界的標準語とも呼ばれるような英語に比べると使っている人数が少ないので、音声認識としてのデータ量も増えているとはいえ、及ばないというところが理由になるようですね。
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音声翻訳を上手に使いこなすコツは音声認識にやさしく話すこと!
日本語と韓国語の音声認識が難しい、使いにくい理由を見てきました。
でも技術は日々発達していますし、その場で話すことが翻訳されるという音声翻訳は本当に便利なものなので、だからと言って使わないというのはもったいなさすぎます。
先ほども見てきましたが、音声翻訳がうまくいかないのは、一番最初に話した言葉を音声認識させることが大体の問題なのであって、そこをクリアにできれば普通の文字で行う翻訳と同じように、グンと精度は上がるはず。
つまり、音声翻訳をうまく使いこなすためには、音声認識を上手にさせるコツを知っておけばいいということです。
先ほどもご紹介しましたが、すでに音声翻訳をよく利用しているという人は、その際に気を付けていることがあると言います。
・長い文章で話さない
・短く簡潔な文章にする
・認識されやすいようにはっきりと話す
これらを気を付けるだけでも、ずいぶんと音声認識の成功度がアップするはず。
他にも
・接続詞を使わず、一文をなるべく短くする
・主語を略さない。
・ですます調よりも言い切り「~だ」のように話す。
・話し出す前に文章を整理しておく
・周りの音が入らない、静かな場所を選ぶ
このようなコツがあります。
相手の人に話してもらう時にも、このようなポイントをお願いするとよいでしょう。
ぜひ試してみてください。
無料で使える音声の韓国語翻訳アプリ
音声翻訳の使い方のコツを見てきたところで、最後に無料で使える音声の韓国語翻訳アプリをチェックしていきましょう。
Google翻訳
スマホだけでなくPCでも使えるGoogleが提供する翻訳アプリ。
日本語⇔韓国語の翻訳だけでなく対応言語が100以上あるということで、他にも翻訳したい言語があるならばとても便利。
音声はもちろん、テキスト翻訳、カメラを使った画像翻訳の機能もあります。
Papago
韓国のNAVER社が提供している翻訳アプリ。
日本語⇔韓国語も含め13言語に対応しています。
韓国発のアプリということで、韓国語には強いですし、事前に使いたい言語をダウンロードしておけばオフラインでも使えるということで、旅行でも大活躍する翻訳アプリです。
音声での韓国語翻訳を上手に使いこなすコツ!まとめ
音声での韓国語翻訳を上手に使いこなすコツということで、なぜ音声翻訳がうまくいかないのかという理由から、その方法を調べてみました。
ちょっと工夫をすれば、こんなに便利なものはないと思うくらい、旅行や勉強、いろんなシーンで活躍するでしょう。
ただし旅行先では、スマホのバッテリーの残りには注意して使うようにしてくださいね。
チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
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